ドル円134円台半ばで方向感に欠ける動き (5/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は134円台で半ばでのもみ合い。

ドル円134円台半ばで方向感に欠ける動き (5/12午前)

ドル円134円台半ばで方向感に欠ける動き

12日午前の東京市場でドル円は134円台で半ばでのもみ合い。朝方134.52レベルで取引が始まったドル円は、CPI、PPIの発表を消化したあく抜け感から方向感に欠け、134.50を挟んでの一進一退となりました。その後昼にかけてやや買いが優勢となり、134.69の高値をつけた後、東京時間正午現在は134.60レベルで取引されています。午前中の取引レンジは134.40-69と29銭幅にとどまっています。

日経平均株価は、前日終値付近で取引が始まりましたが、昨晩米市場でナスダック総合指数が続伸したことから、情報技術系銘柄が買われた他、自動車関連株等好決算銘柄も物色され徐々に値を伸ばす展開に。11時前には一時29,408円をつけ取引時間中の年初来高値を更新し、232円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米4月PPIが前日発表のCPIに続き市場予想に届かず。また、ヘッドライン、コアともに前回も下回り、物価上昇の鈍化が鮮明ともなったことから米長期金利が急低下。ドル円も欧州序盤につけた高値134.84から米国時間午前にかけ一時133.74まで急落しました。しかし、その後ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁からインフレ率の絶対水準が依然として高水準との発言があった事などから買い戻しが入り、134円台半ばで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩安値からの切り返しで一時下回りかけていた、3/24からの上昇チャネルの下限(本日134.07)付近から離脱、上昇基調に復しています。一方で本日134.72付近を上昇中の21日移動平均線に頭を抑えられた形ともなっており、今のところ上値も重く感じられます。昨日までで今週の「メインイベント」は通過したとはいえ、サポート、レジスタンスの間隔が狭いことから、今晩の輸入物価指数や、ミシガン大消費者マインド指数等の発表後どちらかに抜けるのか要注視です。

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