ドル円134円台半ば、強い米指標からのドル買い継続
18日午前の東京市場で、ドル円は134円台後半で一時直近高値を更新。朝方134.46レベルで取引の始まったドル円は、序盤134.27まで値を崩したものの10時台にかけ134.70まで切り返し3/15以来約1か月振りの円安水準をつけました。その後は反落するも底堅く、東京時間正午現在は134.52レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇した流れを受けて買いが強まりました。円安の進行も追い風となり、自動車等の輸出関連銘柄が買われ、160円高で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場では発表されたNY連銀製造業景況指数が予想外の強さを見せたことに、米長期金利が上昇。ドル円も東京時間からの134円挟みのもみ合いから一時134.57まで値を上げて134.46レベルでアジア時間を迎えています。CME FEDWATCHでの次回5/3のFOMCでの0.25%利上げ確率は85%に達しており、次回利上げはコンセンサスが形成されつつありますが、利下げ幅は縮小されたとはいえ市場の年内利下げ予想は変わっていません。
テクニカルにはドル円は、一目均衡表の「雲」上限付近での取引。転換線が基準線を上抜ける等ドル買い地合いが強まっています。134.48レベルにある「雲」上限との終値ベースでの位置関係が注目されます。
ドル円日足
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