ドル円131円台後半で小動き、イースター休暇入りで市場閑散
7日午前の東京市場でドル円は小幅な値動き。イースター休暇入り(本日はグッドフライデー)でアジア時間も豪州、ニュージーランド、香港、シンガポールなど東京以外の主要な市場が休場となっているため、市場参加者が少なく、流動性に欠ける状況です。ドル円は朝方131.78レベルで取引が始まり、その後は131.57‐92レンジでのもみ合いに終始。東京時間正午現在は131.75レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩欧米市場で主要株価指数が堅調推移したことや、昨日、一昨日と大きく下げた反動での買いも出て、序盤から上げましたが、米景気先行き懸念は根強く上値は限られ、40円高で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場でも、多くの市場で本日から3日乃至4日の連休となることからポジション調整主体の動きとなり、ドル円は前日、前々日が下値攻めとなった反動で、131.95まで上昇した後131.77レベルでアジア時間につないでいます。
テクニカルにはドル円は、昨日と変わらず主要テクニカルポイントが132円以上に集中しており上値の重い状況が続きます。
本日米市場も実質的には休場ですが、債券が午前中取引されること、為替の決済が行われることに加え、米3月雇用統計が発表されます。このところ他の雇用関係指標で一部米国の雇用に陰りが見られることが話題になっているタイミングだけに注目度は高く、限られた流動性の中で結果の数値によっては、乱高下することが予想され、十分な警戒が必要です。
市場のコンセンサスは非農業部門雇用者数が23万人の増加、失業率は3.6%、平均時給の前月比は0.3%といずれも「穏当な」数字となっています。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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