東京市場のドル・円はじり安、米2年債利回りに振らされる地合い継続(23/3/28)

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、ドル売り優勢の地合いとなった。

東京市場のドル・円はじり安、米2年債利回りに振らされる地合い継続(23/3/28)

東京市場のドル・円はじり安、米2年債利回りに振らされる地合い継続

【本日の東京市場】

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、ドル売り優勢の地合いとなった。昨晩の海外市場では、破綻した米シリコンバレー銀行を米地銀のファースト・シチズンズが買収すると米連邦預金保険公社が正式に発表したことから金融システムへの不安が和らぎ、ドル・円は131円75銭まで上昇した。

ただ、東京市場では、日足の一目均衡表の雲下限で上げ一服となったことや、年度末に絡んだ実需の円買いとみられるフローに押され、昨晩のドル上昇分が剥落。時間外の債券市場で、米2年債利回りが3.89%程度まで利回りが縮小したことも影響して、ドルは130円台半ばまで押し戻される格好となった。

なお、上昇して取引を開始した日経平均も、軟調なドルにつられて失速。前日終値水準での小動きとなった。27300円台から27400円台にかけては、50日移動平均線(MA)、100日MA、200日MAが集中していることから、この水準で様子見姿勢を強める投資家が多くなっているようだ。

ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:131円45銭
高値:131円46銭
安値:130円51銭
終値:130円71銭 

ユーロ・円(日本時間8時―15時)
始値:141円96銭
高値:141円97銭
安値:141円04銭
終値:141円28銭

豪ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:87円45銭
高値:87円46銭
安値:87円19銭
終値:87円38銭

ポンド・円(日本時間8時―15時)
始値:161円54銭
高値:161円54銭
安値:160円74銭
終値:160円95銭

日経平均(日本時間9時―15時)
始値:27573円82銭
高値:27603円45銭
安値:27518円25銭
終値:27432円76銭

【本日の海外市場の重要指標】日本時間

17時45分、英、ベイリー英中銀総裁、米シリコンバレー銀行破綻についての議会証言
21時30分、米、卸売在庫(前月比)、前回:−0.3%、市場予想:−0.1%
22時15分、欧、ラガルドECB総裁、「イノベーションハブ」出席
23時00分、米、バーFRB副議長、米上院銀行委員会に出席
23時00分、米、リッチモンド連銀製造業指数、前回:−16.0、市場予想:−8.0
23時00分、米、コンファレンスボード消費者信頼感指数、前回:102.9、市場予想:101.2

※予定は変更することがございます。

【テクニカル分析】

日足ベースのドル・円をボリンジャーバンド(20日移動平均線(MA)、±2σ)で確認すると、拡大するバンド下限の−2σ水準で下影(3月24日安値129円65銭)を残している。バンドが拡大していることや、日足の一目均衡表の雲下限である131円81銭を明確に下放れていることなどから、ドル売りのバイアスは強まりそうな状況にある。また、9日MA、20日MA、100日MAも全て下向きとなっていることからトレンドは弱いと考える。

日足の一目均衡表の雲下限が目先の上値抵抗ラインとして意識されているが、3日後の3月31日には、雲のねじれを迎える。転換線や基準線の方向性を確認する必要はあるが、雲のねじれとともにトレンドが替わる可能性、つまり、ドル売りのトレンドからドル買いのトレンドに転換するかもしれない。

今晩の海外市場は、引き続き金融システムへの不安を横目に見る展開となろう。米債券利回りの動向を注視する地合いは変わらない。一部市場関係者は、「今晩のバーFRB副議長の証言原稿には「金融規制は強化の方向」とある。規制強化は米景気減速につながるため、米景気減速懸念がさらに意識されればドル買いは難しい」とコメントしている。米金利先高感が再燃しにくい状況下では、積極的なドル買いは手控えられよう。

今晩の海外市場は、多少ドル買い戻しが入るかもしれないが、130円割れを試すような展開も想定しておきたいところ。本日の上値メドは東京時間高値の131円46銭、下値メドは心理的な節目である130円00銭とする。

東京市場のドル・円はじり安、米2年債利回りに振らされる地合い継続

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る