ドル円136円挟み、今晩のFRBパウエル議長議会証言で動きあるか (3/7午前)

7日午前の東京市場でドル円は136円を挟んでの小動き。

ドル円136円挟み、今晩のFRBパウエル議長議会証言で動きあるか (3/7午前)

ドル円136円挟み、今晩のFRBパウエル議長議会証言で動きあるか

7日午前の東京市場でドル円は136円を挟んでの小動き。朝方135.99レベルで取引の始まったドル円は、時間外の米長期金利の小幅な上昇や実需と見られるドル買いに、10時ごろにかけて上昇し、一時136.17の高値をつけましたが、米長期金利反落とともに失速。正午前に135.83の安値をつけた後、東京時間正午現在は135.95レベルで取引されています。

日経平均株価は、NYダウがプラス圏で引けたこと、ドル円の円安水準での推移が続いていることから、朝方揉みあった後は堅調に推移。昨晩ナスダック総合指数はマイナスで引けたことから情報技術系銘柄は苦戦したものの、幅広い業種に買いが入り、日経平均株価は一時取引時間中の年初来高値を更新、115円高の28,353.34円で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場での動きも同様で、ドル円は、日米の今後の金融政策への思惑から米長期金利の上下に合わせ調整的な売買が行われるものの、基本は136円を挟んでイベント待ちの様相です。

テクニカルにはドル円は、こちらも前日と変わらず、拡散する90日線と200日線との間のレンジで横ばい推移が続いています。

先週来ドル円は、やや上値を拡大はしたものの、136円台前半を中心のもみ合いが継続。週末の日銀政策決定会合、雇用統計を前に様子見気分の強い状況が続いています。尚、今晩は24時からのパウエルFRB議長の上院議会証言に注目が集まります。既に3日に公表されている議会への金融政策報告のタカ派トーンに沿った内容となるものと思われ、為替市場はある程度内容織り込み済みと考えられますが、証言前後の為替市場の反応には、念のため要注意です。

ドル円136円挟み、今晩のFRBパウエル議長議会証言で動きあるか

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