東京市場のドル・円は136円前後での小動き、100日MA手前で様子見ムード強まる地合いか
【本日の東京市場】
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、ドル買い一服の地合いとなった。先週末の米ISM非製造業指数は市場予想を上回ったものの、米長期金利が3.95%台まで低下したことなどから、ドル・円は135円台での推移に。週明けの東京市場も、この流れを受け継ぎ静かな推移に終始した。一方、CMEグループが算出するFedウォッチでは、引き続き7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ(3月以降4会合連続)を予想する割合が4割近く存在することから、134円台を窺うようなドル売りムードは感じられない。日経平均がマドを伴う大幅続伸となるなど、株の話題先行の一日となった。
ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:135円89銭
高値:136円04銭
安値:135円38銭
終値:135円79銭
ユーロ・円(日本時間8時―15時)
始値:144円42銭
高値:144円62銭
安値:144円12銭
終値:144円60銭
豪ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:91円83銭
高値:91円91銭
安値:91円53銭
終値:91円73銭
ポンド・円(日本時間8時―15時)
始値:163円56銭
高値:163円69銭
安値:163円05銭
終値:163円43銭
日経平均(日本時間9時―15時)
始値:28182円31銭
高値:28288円62銭
安値:28153円82銭
終値:28237円78銭
【本日の海外市場の重要指標】日本時間
19時00分、欧、1月のユーロ圏小売売上高(前月比)、前回:−2.7%、市場予想:0.5%
19時00分、欧、1月のユーロ圏小売売上高(前年比)、前回:−2.8%、市場予想:−1.9%
24時00分、米、1月の製造業新規受注(前月比)、前回:1.8%、市場予想:−1.6%
24時00分、米、1月の耐久財受注(前月比)、前回:−4.5%、市場予想:−4.5%
24時00分、米、1月の耐久財受注(輸送除くコア)(前月比)、前回:0.7%、市場予想:0.7%
※予定は変更することがございます。
【テクニカル分析】
日足ベースのドル・円をボリンジャーバンド(20日移動平均線(MA)、±2σ)で確認すると、拡大するバンドの+2σに沿った反発が続いていたが、足元やや上げ一服となっている。
2022年10月21日の高値151円96銭から2023年1月16日の安値127円22銭の下落幅(24円74銭)に対する3分の1戻し水準(135円46銭)、38.2%戻しの136円65銭、そして、100日移動平均線(MA)の136円49銭などを突破していることから、引き続き目先のターゲットは、200日移動平均線(MA)が位置する137円34銭となろう。
日足の一目均衡表では、上値抵抗と目されていた雲上限が134円水準まで切り下がったこともあり、自然体で雲上限を突破。一目均衡表ベースでは、目立った上値抵抗は観測されないことから、この雲上限が下値サポートラインとなろう。
一方、下向きの100日MAに頭を押さえられるような恰好が見られる。今週末の10日(金)に、日銀金融政策決定会合と米雇用統計の発表を控えていることから、様子見ムードは強まりやすい。先週末の強い経済指標に対する市場の反応が限定的だったことから、当初予想していた米雇用統計ラリー(10日(金)まで期待感先行のドル買いが進むと想定)は見送りが無難か。
本日の海外市場は、24時発表の米耐久財受注以外、目立った経済指標の発表が無いことから、ドル買いもしくはドル売りが強まる展開は想定しにくい。本日の上値メドは、100日MAの136円49銭、下値メドは、本日の東京時間の安値135円38銭とする。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.11.22
ドル円154円台前半、本邦CPI高止まり等で一時154円割れ (11/22午前)
22日午前の東京市場でドル円は「往って来い」。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:上村 和弘
2024.11.22
ドル円見通し 21日夜からの反落で一時154円割る、日銀総裁は12月利上げの可能性排除せず(24/11/22)
ドル円は21日深夜には153.90円まで安値を切り下げた。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.22
ドル円、下落後に反発するなど底堅い動き。上昇トレンドの継続を想定(11/22朝)
21日(木)のドル円相場は下落後に持ち直す展開。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2023.03.07
ドル円、一時135円台半ばへ下落するも米国勢参入後に反発。パウエル氏の議会証言に注目(3/7朝)
週明け6日(月)のドル円相場は上下しつつも方向感に欠ける展開。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2023.03.06
基本は嵐の前の静けさか、ただ予断許さず(3/6夕)
週明け6日の東京市場はドルが小安い。終盤にかけて再びドルが買い進められたものの、上値は重く135円台後半を中心とした値動き。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。