ドル円の下値は限定的(2016年10月19日)

日米金利差

ドル円の下値は限定的(2016年10月19日)

ドル円:10月19 日のファンダメンタル分析

ドル円は前日の流れを受け朝方に103.68レベルまで水準を下げたものの、その後は株価の上昇とともにじり高の動きとなりNY市場前場には104.20レベルまでドル買いの動きとなりました。しかし目立った材料が無い中で戻り売りも出て、引けにかけては104円割れ、103円台後半の狭いレンジをの中で方向感を見いだせないまま一日を引けています。いっぽうユーロドルは、欧州市場序盤までは20日のECB理事会を控えてユーロの買い戻しが継続していましたが、戻り売りも根強くNY市場に入ってからは、英国政府がEU離脱には議会の批准が必要となる可能性に言及したことでユーロポンドの売りも手伝って1.09台後半へと下押しする動きとなりました。

ドル円:10月19 日のテクニカル分析

ポイント:18日東京午前の103.68への下落の後、夜へ104.20へ戻し、その後また103.74へ小反落して、13日以降のレンジ内に止まっています。
前回高値から4日目、前回安値からも3日を経過し戻り高値が切り下がっている為、14日高値の104.47と13日高値の104.63でダブルトップを付けての下落に転じている可能性があります。
18日安値103.67底割れ回避の内は上昇をぶり返す余地ありと見ます。
18日安値割れの場合には、弱気転換として次の安値形成期への下落と102.00を試す流れでしょう。

明確な方向の確認に至らず、本日の変化に注目です。実は大切な攻防の分岐点と見ています。
昨日の変化点を確認すると、陰・陽線交互の動きに変化が出ました。
3日平均足に売り転換し、下方に意識が向かう変化で、本日の引け足に影響を与えやすい。
転換線と先行スパンの支持を割り込むと、下げ足が強まりそうです。

上値目途は、14日高値の104.47と13日高値の104.63が抵抗節目かと。
下値目途は、前日安値圏103.67、日足一目の雲の上限103.52が支持目安。

今日のレンジは、103.00~104.50

ドル円は、先週後半以降高値を切り下げ安値を切り上げる動きが続き、ザラバベースでも膠着間を強めています。もみあいの中心が103.90れべるとなっていることもあって、104円台前半の売りと103円台半ばとの買いが拮抗している様子です。日本時間明日午前10時の大統領候補によるTV討論会まで様子見が続くものと考えられ、本日も103.70レベルをサポートに、104.10レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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