東京市場のドル・円は小動き、材料難で方向感には乏しい地合いに
【本日の東京市場】
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、昨日同様、狭い値幅での小動きとなった。米国株式市場及び債券市場がプレジデンツデーにて休場だったことから、前日の海外市場も方向感に乏しい展開に。東京市場もその流れを受け継ぎ、上下の値幅34銭というトレードチャンスに乏しい一日となった。一方、債券市場では、長期金利が一時0.505%まで上昇。24日(金)に衆議院にて次期日銀総裁候補の植田和男氏への所信聴取が予定されていることから、金融政策の修正観測に伴う国債売りが強まった。ただ、為替市場への影響は限定的となった。
ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:134円26銭
高値:134円49銭
安値:134円15銭
終値:134円32銭
ユーロ・円(日本時間8時―15時)
始値:143円46銭
高値:143円57銭
安値:143円16銭
終値:143円36銭
豪ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:92円76銭
高値:92円96銭
安値:92円59銭
終値:92円64銭
ポンド・円(日本時間8時―15時)
始値:161円63銭
高値:161円74銭
安値:161円43銭
終値:161円58銭
日経平均(日本時間9時―15時)
始値:27486円09銭
高値:27538円29銭
安値:27359円12銭
終値:27473円10銭
【本日の海外市場の重要指標】日本時間
時間不明:米、バイデン大統領の演説
時間不明:露、プーチン大統領による年次教書演説
※予定は変更することがございます。
【テクニカル分析】
日足ベースのドル・円をボリンジャーバンド(20日移動平均線(MA)、±2σ)で確認すると、バンドの+2σに沿った反発が続いていたが、先週末に上影(上ヒゲ)を残したことから、ドル買いのモメンタムは一服か。出来高ベースでもボリューム増加は確認できないことから、1月16日の年初来安値である127円22銭を起点としたリバウンド局面は一巡との見方が無難か。
日足の一目均衡表では、雲上限を意識したような動きは続いているが、雲上限が134円半ばまで切り下がってくることから反発基調は一巡。134円台での根固めを試す展開に移行すると考える。1月6日の戻り高値134円79銭を先週末に上回ったことから、反発基調が強まるかと期待したものの、上影を残したことから投資家のモメンタムも低下している。
今晩の海外市場では、目立った経済指標の発表が予定されていないことから、東京市場の流れ同様、小動きとなりそうだ。まだ金利先高感を背景としたドル買いが強まるという見方は捨ててはいないが、さすがに材料難のなか、ドルを135円台に押し上げ、この水準を定着させるにはエネルギー不足と考える。本日の上値メドは、1月6日の戻り高値134円79銭、下値メドは東京時間の安値134円15銭とする。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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