ドル円、137円台でイベント待ち
13日午前の東京市場でドル円は137円台で底堅い動き。朝方、137.71レベルで取引の始まったドル円は、序盤はじり安推移し、一時137.50を割り込む場面もありました。しかし、実需と思しきドル買いに9時台には反発し、137.89まで上伸、昨晩海外時間の高値137.81を超えました。その後はやや緩み東京時間正午現在は137.63レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が大きく反発した流れを受けて買いが先行。円安を受けて輸出関連銘柄にも買いが集まり、上げ幅は序盤に200円を超えました。しかし、その後は利益確定売りも出て、103円高で午前の取引を終了しています。
テクニカルにはドル円は、昨晩からの上昇で転換線を上放れ、本日138.30近辺の21日線を覗う動きとなっており、ややドル買い地合いが強まっています。
とはいえ市場は今晩の米11月CPIと米FOMCを控え調整主体の動き。今晩22:30発表のCPIは、ヘッドライン、コアともに前月比低下予想ですが、絶対水準としては前年比7.3%(コア部分で6.1%)と高めの数値継続の予想となっており、結果次第ではFOMCを待たずにボラタイルな動きとなることも予想され、今晩は要警戒です。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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