足元の注目点は円からドルへ(2016年10月5日)

市場では、

足元の注目点は円からドルへ(2016年10月5日)

ドル円:10月5日のファンダメンタル分析

日銀、ECBに動かず

ユーロドルも同様に1.1138レベルまで水準を下げていましたが、関係者筋からECBがテーパリング(QE縮小)を考えているとの話が飛び出したことで、100ポイントもの急反騰、その後1.12近辺へ押してのクローズとなりました。
ユーロドルは、想定外のテーパリングニュースにまたもや1.11台前半からの反発を見ることとなりました。これまでECBは追加緩和を行う方向を見込んでいた市場参加者が多かったのですが、前回の理事会ではQE延長が議論されず、昨日はまさかのテーパリングの話で、ポンド安に引っ張られて下げていたユーロを居心地のいい1.12台前半へと引っ張り上げる動きとなりました。当面はECBの緩和は材料から落ち、ブレグジットのテーマによるポンド安の動きがどの程度ユーロの水準を下げられるのか、ユーロポンドの買いも強まっていることからますます様子見の姿勢が強まりそうです。本日は、1.1225レベルをレジスタンスに、1.1175レベルをサポートとします。

ドル円:10月5日のテクニカル分析

ユーロ円は、NY市場まではドル高の動きの中で方向感の無い展開を続けていましたが、上記の通りユーロドルが急反発する動きとともに115円台乗せとなりました。ドル円でのドル高の動きに加え、ユーロドルが反発したことで、一段と底堅さが増してきた動きとなっています。本日も押し目買いが出やすいと思いますが、115円台では売りオーダーも出て来ると考えられます。本日は114.90レベルをサポートに、115.50レベルをレジスタンスとする流れでしょう。

オーダー/ポジション状況

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