ドル円往って来い、一時143円台半ばに急落 (10/5午前)

5日午前の東京市場でドル円は急落後に持ち直す動き。

ドル円往って来い、一時143円台半ばに急落 (10/5午前)

ドル円往って来い、一時143円台半ばに急落

5日午前の東京市場でドル円は急落後に持ち直す動き。朝方、144.12レベルで取引の始まったドル円は、仕掛けとみられる動きに序盤143.53まで急速に値を下げる場面もありました。しかし、直ぐに買い戻され、急落前の水準を上回る144.33まで上げた後、東京時間正午現在は144.23レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が大幅に上昇した流れを受けて買いが先行、上げ幅は一時200円を超えました。しかしその後は値ごろ感からの利食い売りが優勢となり、上げ幅を縮小、93円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米国の雇用動態調査の数値が冴えず、FRBへの引き締め圧力が和らぐとの見方が広がったことで、ドル円は米国時間序盤の高値144.93から一時143.90まで下落。144円台前半でアジア時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は、本日の下落で一時143.80レベルを上昇中の21日移動平均線を下抜ける場面がありました。しかし、144.53に位置する転換線がサポートし、21日線を回復した形となっています。

英国発の乱高下をどうにか消化した後も、4半期明けの新規投資の動きや、米金利上昇への一服感、予想を下回る上げ幅での昨日の豪州中銀の利上げと、連日様々な材料をこなしている為替市場ですが、本日はニュージーランド中銀が予定通り0.5%の利上げを実施し、タカ派姿勢を示したことで、市場に芽生えつつあった引き締め緩和ムードが萎みつつある状況です。本日午後以降は、ここから再び米国等においても引き締め感が強まり、リスク回避の動きが戻ることとなるか注目です。

ドル円往って来い、一時143円台半ばに急落

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