ドル円140円台半ば、高値圏で連休明け米国勢の出方待ち
6日午前の東京市場でドル円は140円台前半中心の方向感に欠ける動き。朝方、140.60レベルで取引の始まったドル円は、実需と見られるドル売りに公表仲値決定にかけてじり安となり、140.25の安値をつけました。しかしその後は買い戻しが入り140円台半ばを回復。東京時間正午現在は140.49レベルで取引されています。
日経平均株価は、円安進行と値ごろ感からの買いに、序盤もみ合った後一時100円超上昇しましたが、次第に上げ幅を削る展開となり、5円高で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場では米国休場で薄い市場の中、ドル円は140円台半ばの高値圏で動意薄、140.66まで上値を伸ばしたものの、前日高値140.80には及ばず、そのままのレベルでアジア時間を迎えています。
テクニカルにはドル円は8/2の130.41と8/11の安値131.74をダブルボトムとしたターゲット140.67付近。一昨日の高値140.80は7/28の反落で切られるまでの3月からの上昇チャネルの下限とも一致しており、現レベルは、一旦は足踏みしやすい水準です。一方で9/1に上抜けた8月に入ってからの上昇チャネル上限が139.74レベルでサポートし、現状は両線(本日139.74-141.20)の間で上昇継続中のイメージです。
連休明けの米国勢が取引を再開する今晩は、製造業受注、ISM非製造業景況指数等重要指標の発表もあり、波乱含みです。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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