ドル円、138円台での様子見継続 (7/21午前)

21日午前の東京市場でドル円は138円台で方向感に欠ける動き。

ドル円、138円台での様子見継続 (7/21午前)

ドル円、138円台での様子見継続

21日午前の東京市場でドル円は138円台で方向感に欠ける動き。朝方、138.21レベルで取引の始まったドル円は、序盤に138.55まで上げたもののすぐに反落。寄り付きレベルに一旦戻したのち、東京時間正午現在は138.33レベルで取引されました。その後日銀政策決定会合の結果が伝わり、政策に変更はなかったものの、同時に発表された展望レポートで、日銀は景気判断を「新型コロナの影響が和らぐ下でも持ち直している」として上方修正。また、22年から24年の物価見通しも引き上げましたが、来年以降はプラス幅を縮小させていくとしています。一方で22年度の経済成長率予想は2.4%に下方修正されています。発表後ドル円は138.01まで下げましたが、すぐに戻し12:15現在は138.35レベルでの取引です。

日経平均株価は、前日まで5営業日連続で上げたこともあり、利食いが優勢に。本日はイベント前のポジション調整も出て小幅に反落、22円安で午前の取引を終了しています。

テクニカルにはドル円は、転換線をバックに底堅い動きが継続しており、昨日一昨日と徐々に下値を切り上げています。137円台での買い意欲が強く、徐々にドル買い地合いが強まりつつあります。

この後15:30に日銀黒田総裁の記者会見が予定されており、これまでの方針に変更はないものと思われ、サプライズは予想されませんが、一応注意。
市場は基本的には今晩のECB理事会の結果待ち。政策金利引き上げの事前予想が0.25%と0.5%に見方が分かれているため今回は波乱含みです。0.25%となった場合は織り込みすぎた分ユーロ売りドル買いが強まり、ドル買いがドル円にも波及する可能性があります。

ドル円、138円台での様子見継続

ドル円日足

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