ドル円138円台前半、ドル高調整続くも137円台の買い意欲強く底堅い (7/19午前)

祝日明け19日午前の東京市場でドル円は方向感なく推移。

ドル円138円台前半、ドル高調整続くも137円台の買い意欲強く底堅い (7/19午前)

ドル円138円台前半、ドル高調整続くも137円台の買い意欲強く底堅い

祝日明け19日午前の東京市場でドル円は方向感なく推移。朝方、138.14レベルで取引の始まったドル円は、新規材料難から138円台前半でもみ合いました。高値138.39東京時間正午現在は138.20レベルで取引されています。
日経平均株価は、米国の7月FOMCでの1.0%の利上げに関する観測が後退したことから、底堅く推移。一時先週末終値付近まで利食い売りに押される場面もありましたが、持ち直し、188円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では先週CPI以降に高まった次回米FOMCでの1.0%利上げ観測が、その後の米指標の不冴えや、一部FRB高官の否定的な発言にやや後退した流れが継続、一時137.88まで値を下げました。一方で137円台の買い意欲も強く、138.13レベルでアジア時間につなぎました。

テクニカルにはドル円は、7/14の高値139.39更新以降は調整の動きとなっていますが、137円台が底堅く、また最も近いサポートの転換線(137.36)まででもまだ距離もあり、ドル買い地合いは継続中。
目先は節目の140.00がターゲットですが、そこから先は98年8月の高値147.66までレジスタンスは見当たりません。

日米金融政策の基本的なスタンスに変化がない以上、過度の利上げ観測後退が材料として消化された後は、ドル円は再び140円を目指す動きとなる公算が高いものと思われます。

ドル円138円台前半、ドル高調整続くも137円台の買い意欲強く底堅い

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