ドル円136円挟み、高値圏で新規材料待ち
29日午前の東京市場でドル円は高値圏でのもみ合い。朝方、136.13レベルで取引の始まったドル円は、早朝一時136.22まで上昇する場面がありましたが、前日高値を試す上値追いとはならず反落。米長期金利が時間外に伸び悩んでいることもあり、以後136円挟みの一進一退となりました。東京時間正午現在は136.10レベルで取引されています。
日経平均株価は、前日米市場で景気先行き懸念からNYダウが大幅安となったことを受けて売りが先行、幅広い銘柄が売られ、下げ幅は一時360円を超えました。その後買い戻しも入ったものの、戻りは鈍く289円安で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場では、中国での新型コロナウイルス感染者減少からの中国経済持ち直し期待、米長期金利の上昇等でドル円は一時136.38まで上昇する場面がありました。引けにかけて小幅反落するも底堅く、136円台を維持してアジア時間を迎えています。
テクニカルにはドル円は、ドル買い地合いに変化なく、目先は6/22高値136.71を目指す動きです。株価の変調が重石となっていますが、下方からは21日移動平均線が134円台に乗せてきており、ドル円をサポートしそうです。新たなドル買い材料が見つかり次第上値を目指しそうな勢いです。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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