ドル円128円台を回復、市場のリスク選好回復 (5/31午前)

ドル円128円台前半、市場のリスク選好回復と米長期金利上昇で急反発 (5/31午前)

ドル円128円台を回復、市場のリスク選好回復 (5/31午前)

ドル円128円台を回復、市場のリスク選好回復

31日午前の東京市場でドル円は128円台を回復。朝方、昨日祝日で値の立たなかった時間外の米債市場が再開、10年債利回りは午前中、前週末終値の2.73%台から大きく「窓」をあけて2.80%台で始まり、一時2.8495%まで急上昇しました。ドル円もこれにつれて急速に値を上げる展開となり、一時128.34の高値をつけ、東京時間正午現在は128.15レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩欧州株が上昇したことや、6/1から上海市が事実上ロックダウンを解除するとの報道が好感され、朝方買いが先行しました。しかし、昨日大きく上げた反動で早々に利食い売りに押され、前日比マイナスに転落。ただ、最終的にはエネルギー、自動車関連株などに買いが入ったことでプラス圏に再浮上、34円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米国がメモリアルデーの祝日で市場の流動性が低下していた中で、アジア、欧州株の堅調からリスク選好ムードが高まり、ドル円は127.82まで値を上げて127円台半ばで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩からの上昇で、5/9以降の下降トレンドの上限を上抜け、本日は転換線の上で推移、ドル円の反発地合いが強まっています。128円台後半の21日移動平均線(本日128.70レベル)や基準線(128.85レベル)が当面のレジスタンスとなっていますが、この抵抗帯をクリアできれば、ドルの反発地合いはより鮮明化しそうです。

ドル円128円台を回復、市場のリスク選好回復

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