ドル円127円台下押しの後反発、一時127.35まで急落する場面も (4/26午前)

26日午前の東京市場でドル円は上値の重い展開。

ドル円127円台下押しの後反発、一時127.35まで急落する場面も (4/26午前)

ドル円127円台下押しの後反発、一時127.35まで急落する場面も

26日午前の東京市場でドル円は上値の重い展開。朝方、128.14レベルで取引の始まったドル円は、序盤に128.23まで上げた後は128円前後で一時もみ合ったものの127.35まで急落。月末応答日の実需や、本邦ゴールデンウィークを前にしたドル買いポジション解消の動きが出たものとみられます。その後は渡辺元財務官がブルームバーグのインタビューに答え「日本政府には現時点で為替介入意図はないと思われる」「130円135円は日本経済にとって極めて悪い水準ではない」などと発言したことを受けて買い戻しも入り、東京時間正午現在は127.79レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩海外市場で米主要株価指数が切り返した流れを受けて、買いが先行しましたが、一時は利食い売りや、資源関連株の売りに圧され前日終値付近まで押し戻される場面もありました。しかしその後は巻き返し、135円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、中国が上海に続いて北京地区においてもコロナウイルス感染拡大からロックダウンを行う可能性が出てきたことから、世界的景気減速につながりかねないとして、リスク選好ムードが後退。米国序盤には主要株価指数が大きく下げる動きとなりました。同時に米長期金利も低下傾向となったことからドル円は128円台半ばから127.52まで売られましたが、その後株価長期金利ともに反発に転じ、ドル円も128円台を回復して東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩の下げで、3月上旬から続いた上昇トレンドの下限を割り込む動きとなりました。上値の重さも目立ち始め、ここまでの急激な上昇地合いに一服感が出ています。目先のサポートは本日127.24レベルの転換線。ここを割り込むと本日125.37レベルの21日線までの下押し余地が出てくることから、海外時間にかけて127円台前半を維持できるか注目です。

ドル円127円台下押しの後反発、一時127.35まで急落する場面も

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