ドル円128円台半ばで堅調推移、G7では為替主要議題とならず (4/21午前)

21日午前の東京市場でドル円は128円台前半を底堅く推移。

ドル円128円台半ばで堅調推移、G7では為替主要議題とならず (4/21午前)

ドル円128円台半ば、G7では為替主要議題とならず

21日午前の東京市場でドル円は128円台前半を底堅く推移。朝方、127.86レベルで取引の始まったドル円は株価の上昇、米長期金利の上昇再開に早々に128円台を回復し、東京時間正午現在は128.64の本日最高値レベルで取引されています。
ワシントンでのG20・G7会合に出席している鈴木財務相は、G7で最近の円安について説明を行ったとコメントしましたが、為替は主要な議題ではなく、声明文にも為替への言及はないとのこと。為替の急激な変化は望ましくないとの従来の考えを繰り返しましたが、一方で「為替レートは市場において決定される」と円安警戒感のトーンダウンととれる発言もあり、逆に円売りを誘った形です。

日経平均株価は、昨晩米国市場でNYダウが上昇した流れを受けて買いが先行。円安再開で輸出関連銘柄等が物色され、ほぼ一方向で値を上げ329円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、ドル円は東京時間に129.40をつけた後反落した流れを受けて、調整主体の動きとなりました。米長期金利の低下やG20での日米財務相会談への思惑も相まって、米国時間にかけ一時127.46まで急落しました。しかし、その後は押し目買いも入って底堅く、127.90レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨日の反落で、13営業日にわたった「歴史的」日足の陽線連続を終了しましたが、トレンドラインや転換線まで下押しすることなく再び上昇基調に転じています。やや円安に加速感があっただけに、今のところちょうどいいスピード調整が入ったような形となっており、再び130円を目指す流れです。

ドル円128円台半ば、G7では為替主要議題とならず

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る