ドル円続伸、一時126円台後半へ
15日午前の東京市場でドル円は上昇。朝方、125.88レベルで取引の始まったドル円は、聖金曜日の祝日でアジア時間帯も休場となっている国が多い薄い市場の中で早朝からほぼ一方向でドル買いが進行。実需とみられるドル買いに公表仲値決定前後に一昨日につけた高値126.32を上抜け、一時126.56の高値をつけて、東京時間正午現在は126.45レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米株式市場が反落した流れを受けて売りが先行。その後は円安進行で輸出関連銘柄等に買いも入り、一時前日終値付近まで値を戻す場面もありましたが、結局失速。176円安で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場では、ECB理事会のハト派的内容に対ユーロでドルが買われたことや、米指標の良好な結果を受けてドル買いが強まり、米長期金利上昇も相まって米国時間序盤にドル円は126円台を一時回復しました。しかし、その後はイースター休暇のロングウィークエンドを控えて次第に調整主体の動きとなり、125.90レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはドル円は本日の上昇で約20年ぶりの高値水準を更新。4/1以降ローソク足がすべて陽線となっている強いドル買い地合いです。上方向は節目の130円レベルまでレジスタンスらしいレジスタンスも見当たらない状況、一方下方向は3月末以降のサポートラインが本日125.30レベル。この水準を下回るまではドル買い基調が継続しそうです。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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