市場は追加金融緩和と政策総括とを見極められるか

20・21日の日銀金融政策決定会合

市場は追加金融緩和と政策総括とを見極められるか

ドル円:9月7日のファンダメンタル分析

追加金融緩和

東京市場では、浜田参与が「FOMC前の日銀追加緩和は控えるべき」と発言したことをきっかけに円高の動きが先行しました。その後いったん買い戻しも出たもののドルの戻りは弱く、じり安の流れでNY市場入り。ISM非製造業景況指数が6年半ぶりの弱い数字となり、前回のISM製造業景況指数とともに弱い数字であったことから利上げ思惑が大きく後退し。ドル売りが加速しました。

ドル円:9月7日のテクニカル分析

今日のレンジは101.00~102.50

ドル円は、前回に続き今回もISMの数字がドル売りのきっかけとなりましたが、雇用統計で短期的な戻り高値を付けたことが確定し、それまでドル買いで動いていた向きのポジション調整が一気に進んだ感じです。テクニカルには8月16日の安値99.54を起点に雇用統計後の高値104.32までの上げからフィボナッチ・リトレイスメントを計算すると、今朝の動きで61.8%押しの101.37までを達成しています。次のターゲットとしては78.6%(61.8%の平方根)押しの100.56を考えることとなりますが、昨日から既に2円50銭以上もの下げを演じていますので、次の材料待ちというところかと思います。本日は102.10レベルをレジスタンスに、101.20レベルをサポートとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

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