ドル円121円台前半で底堅く推移 (3/24午前)

24日午前の東京市場でドル円は121円台前半中心の小動き。

ドル円121円台前半で底堅く推移 (3/24午前)

ドル円121円台前半で底堅く推移

24日午前の東京市場でドル円は121円台前半中心の小動き。朝方、121.15レベルで取引の始まったドル円は、10時ごろに一時120.95まで値を下げる場面もありましたが、基本は121円台での取引が続き高値は121.30まで。東京時間正午現在は121.20レベルで取引されています。
日経平均株価は昨晩欧米株が下げたことで売りが先行。ロシアが非友好国への天然ガス代金の支払いをルーブル建てとしたこと等から資源価格が再び高騰しており、インフレ懸念の高まりから多くの業種で売られ、下げ幅は一時400円を超えました。午前の終値は前日比312円安の27,727円でした。

昨晩海外市場では、地政学リスク長期化懸念からの株価の反落、米新築住宅販売の不冴え等にドル円は米国時間にかけて120.60まで反落する場面がありました。しかし、米10年債利回りが日中に比べて0.1%下落する中でも120円台での買い意欲は強く、121円台に戻して東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は既に12営業日下値を切り上げる強いドル買い地合い。本日もここまでの安値は120.95と底堅く、120円台でのドル買いの強さが感じられます。一方で、昨日東京時間の高値121.41以降は高値の更新がなく、米長期金利の上昇一服と株式市場の軟化がドルの頭を抑えており、一旦売買が拮抗した状況。中期的なドル高基調は継続しそうですが、一旦は次の材料待ちといったところです。

ドル円121円台前半で底堅く推移

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