米2月小売売上高の予想
本日2月小売売上高が発表されます。この後に注目のFOMC会合での結果が発表(別紙ご参照願います)されます。また、3月13日日曜日に米国・カナダが夏時間に移行しましたので、今週からの指数発表時間は1時間早くなりました。
その小売売上高ですが、1月は予想を大きく越える伸びになりました。内容は全般的に拡大しています。落ち込んだのは僅かスポーツ関連用品や健康関連の商品等に留まっています。元々米国は消費大国ですが、経済対策後の伸びも順調に拡大しているようです。
(今回予想2022年3月16日9時00分現在)
実数値ベース
(青の矢印が今回予想値、黒い線は上昇トレンドライン)
前回1月分は全体で+3.8%、除く自動車で+3.3%になりました。2月予想は除く自動車(+0.9%予想)で大きくなっているので、消費は全般的に拡大している予想となっています。上図を見ると、過去の上昇トレンド(黒)を大きく越える伸びが継続されています。
小売売上高はGDPには非常に重要な数値ですが、今日はその後にFOMC会合があるので、予想レンジから余程振れない限り、今回の数値が相場に与える影響は少ないと思います。
下図はユーロドルの週足チャートです。昨年5月下旬高値からの抵抗線A(=1.1390)に抑え込まれてユーロ安になっています。ここから平行に下したB(=1.1030)とC(=1.0860)でトレンドを形成しており、先週はザラ場でCを割り、2020年2月〜5月で何度もトライしたサポート1.08に並ぶDで止まっています。Dは下ヒゲで何度もトライしていますが実態ではサポートされています。そして今回も実体ではC内に戻されています。もし実体でDを割る様なら2020年3月の実体部分のE(=1.0660)付近の底値が視野に入ります。逆にB内に戻れれば、横抵抗線のF(=1.1130)が上値目途になります。ユーロの場合はFOMC以外にも、ウクライナ問題があるので、まだまだ乱高下の可能性が高いままです。
(2022年3月16日11:10、1ユーロ=1.0970ドル)
オーダー/ポジション状況
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