ドル円118円台前半、直近上値を試すも届かず (3/16午前)

16日午前の東京市場でドル円は上昇後に小幅反落。

ドル円118円台前半、直近上値を試すも届かず (3/16午前)

ドル円118円台前半、直近上値を試すも届かず

16日午前の東京市場でドル円は上昇後に小幅反落。朝方、118.30レベルで取引が始まったドル円は、序盤もみ合った後、仲値公表にかけて実需のドル買いとみられる動きに118.43まで上昇。昨日東京時間につけた直近高値118.44に迫りましたが、一歩届かずに反落、118.21まで下押しした後、東京時間正午現在は118.24レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が軒並み上昇した流れを受けて買いが先行。原油先物相場が8日にピークアウトして以降徐々に値を下げ、ロシアのウクライナ侵攻以前の水準に接近していること等も好感され、ほぼすべての業種が上げる動きとなり、438円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、中国株の大幅下落や米長期金利の低下に、ドル円は欧州時間朝方にかけ117.71まで下押しする場面がありました。しかし、発表された3月のNY連銀製造業景況指数がマイナス11.8と低水準を記録、2月の米PPIも事前予想を下回ると、逆に過度な金融政策引き締めの可能性が後退したとの思惑に米株が上昇。ドル円も買い戻されて118.40まで上伸し、やや戻して118.30レベルで東京時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は引き続き強いドル買い地合いが継続していますが、今年1月以降の緩やかな上昇トレンドの上限付近で一旦頭を抑えられた形です。市場は明日未明のFOMCの結果、およびパウエルFRB議長の記者会見待ち。0.25%の利上げがコンセンサスですが、その他の内容については、ロシアのウクライナ進行によるインフレ懸念と景気減速懸念の相反するファクターについてFRBがどうバランスをとってくるのか見方が分かれており、結果次第で大きく相場が動く可能性があり要注意です。

ドル円118円台前半、直近上値を試すも届かず

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