ドル円高値圏で小動き、一時115円台を回復するも反落 (2/4午前)

4日午前の東京市場でドル円は高値更新後に反落。

ドル円高値圏で小動き、一時115円台を回復するも反落 (2/4午前)

ドル円高値圏で小動き、一時115円台を回復するも反落

4日午前の東京市場でドル円は高値更新後に反落。朝方、114.94レベルで取引の始まったドル円は、9時台に昨晩到達しなかった115円台に乗せましたが、すぐに売りに押されて反落。114.82まで下押しした後、東京時間正午現在は114.93レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が下落した流れから売りが先行しましたが、業績好調の個別銘柄には買いも入り、前日終値を挟んでの一進一退の展開へ。結局7円の小幅安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では注目されたECB理事会後の記者会見で、ラガルド総裁がインフレに対する警戒感をにじませる発言をしたことから、ユーロが対ドルで急上昇する流れとなりました。しかし、対ユーロでのドル売りはドル円には波及せず、米長期債利回りの反発を手掛かりにドル円は上昇、一時114.97の高値をつけ、そのまま高値圏で東京時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は昨晩の上昇で21日線を再び上抜け、114.91レベルの基準線に絡む動きとなっています。
今晩海外時間に米雇用統計の発表を控え、為替市場は基本は様子見気分の強い取引となっています。必ずしも直接の連動性はないものの、今週発表されたADP雇用統計が予想外のマイナスとなったことから、雇用統計のヘッドラインである非農業部門雇用者数も予想しにくい状況となっているため、今晩はどのような結果となっても、市場の反応が予想しにくく波乱含みです。

ドル円高値圏で小動き、一時115円台を回復するも反落

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