3. ドル円114円台前半で小動き、日本株反落には反応せず　(2/3午前)

ドル円114円台前半で小動き、日本株反落には反応せず　(2/3午前)

3日午前の東京市場でドル円は114円台前半でのもみ合い。

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ドル円114円台前半で小動き、日本株反落には反応せず　(2/3午前)

ドル円114円台前半で小動き、日本株反落には反応せず

3日午前の東京市場でドル円は114円台前半でのもみ合い。朝方、114.46レベルで取引の始まったドル円は、動意に欠け、昼まで114.33-47の狭いレンジでの取引に終始。東京時間正午現在は114.44レベルで取引されています。
日経平均株価は、前日まで4営業日上げた反動で朝方から利益確定の売りが優勢となり、ハイテク系を中心に幅広い業種が売られ305円安で午前の取引を終了しています。ただ、為替市場への影響は限定的でした。

昨晩海外市場では対ユーロでのドル売りや、FRB関係者に相次いだハト派発言、予想外の低水準にとどまったADP雇用統計等にドル円は米国時間にかけて114.16まで値を下げました。その後米株の堅調推移を受けてやや持ち直したものの上値は重く、114.45レベルでアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩の下落で21日移動平均線を下放れ、ドル買い地合いがだいぶ後退した印象です。サポートは90日移動平均線(114.02レベル)や一目均衡表の雲（114.02-13）のある114.00-15レベルが厚く一旦は下げ止まって、雇用統計前の持合い相場になる公算が強いと思われます。ただ、昨晩のADP雇用統計の不冴えで俄かに週末雇用統計の結果にも下ブレ懸念が生じており、事前のポジション調整のドル売りが強まってこのレベルを下抜けると、ドル売り地合いに転じる可能性もあり注意が必要です。

ドル円114円台前半で小動き、日本株反落には反応せず

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