3. ドル円114円挟み、ドル買い地合い強まるも114円台前半は重いか　(12/22午前)

ドル円114円挟み、ドル買い地合い強まるも114円台前半は重いか　(12/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は114円近辺でのもみ合い。

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ドル円114円挟み、ドル買い地合い強まるも114円台前半は重いか　(12/22午前)

ドル円114円挟み、ドル買い地合い強まるも114円台前半は重いか

22日午前の東京市場でドル円は114円近辺でのもみ合い。昨晩海外市場で114円台に急伸した流れをうけて朝方114.09レベルで取引の始まったドル円は、序盤に一時114円を割り込む場面もありましたが、すぐに買い戻され114円台を回復。一方で上値も114.18までで、昨晩海外時間の高値114.22には届いておらず、東京時間正午現在は114.07レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩欧米市場で主要株価指数が大きく反発したことから朝方は買いが先行、上げ幅は一時100円を超えました。しかしその後は利食い売りに押され、前日終値付近で一進一退の展開となり、結局31円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外時間には、19日にバイデン政権の2兆ドル規模の税制・支出法案を支持しないと表明し、市場のリスクセンチメントに冷や水を浴びせた米民主党のマンチン上院議員とホワイトハウスとの協議後のバイデン大統領が「合意の可能性がある」などと発言したことで市場の過度の悲観論が後退。株価は反発し、ドル円は米国時間午後にかけて114.22まで上値を伸ばしました。

ただ、テクニカルには昨晩高値は12/15高値114.26、12/16高値114.25に届いておらず、一旦はこの近辺にレジスタンスができた形となっています。昨晩からの上昇でドル円は21日移動平均線を上放れ、一目均衡表の「雲」も離脱するなど地合いは悪くないことから、今晩にかけて114.25-40、（11月高値115.52からの下落の61.8%戻し114.38も含む）ゾーンをクリアすることができるか注目です。

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