ドル円イベント通過で113円台後半でのもみ合い (12/17午前)

17日午前の東京市場でドル円は113円台後半での小動き。

ドル円イベント通過で113円台後半でのもみ合い (12/17午前)

ドル円イベント通過で113円台後半でのもみ合い 

17日午前の東京市場でドル円は113円台後半での小動き。朝方113.65レベルで取引が始まったドル円は、10時前に実需とみられるドル買いに113.85まで上昇しましたが、その後は失速。東京時間正午現在は113.61レベルで取引されています。
日銀は正午前に政策決定会合の結果を発表、政策金利を据え置き、長短金利操作を維持し大規模な緩和策を続ける決定をしています。また、コロナ対応の緊急プログラムの一部を来年9月末まで延長する一方で、社債・CPの買い入れ・保有額上限を段階的に引き下げることも決めています。
尚、発表のドル円相場に対する影響は軽微でした。

日経平均株価は、昨晩米市場でナスダック総合指数が大幅安となった他、ダウ、S&P500株価指数も下落したことを受けて売りが先行。ハイテク銘柄を中心に、ほぼ全セクターが売られ266円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、株価の軟調を背景にリスク回避の円買いが強まり、また、昨晩英国中銀が予想外の政策金利引き上げを実施したことで、対ポンドでドルが売られたことも、ドル円の頭を重くしました。ドル円は、米国時間に高値圏の114.20レベルから113.56まで急落、そのまま113円台後半で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続き一目均衡表の「雲」の上で21日移動平均線に絡んでの動き。
本日午後には黒田日銀総裁の会見が予定されていますが、年内の大きな経済イベントはほぼ終了。市場はクリスマス休暇シーズンを迎え、参加者が徐々に減少し、当面ドル円も現レンジでの取引が続きそうです。

ドル円イベント通過で113円台後半でのもみ合い 

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