FF先物・定点観測(21/12/17)

前回のFF先物推移確認から2週間が経過しましたが、今回から来年6月のFF先物の取引水準も加えました。

FF先物・定点観測(21/12/17)

FF先物・定点観測

FOMCが終わりテーパリングは予想通り来年の3月で終了と倍額ペースでの減少となりましたが、金利見通しはFF先物における取引水準に完全に寄せてきたことで、金利トレーダーの取引よりも1回少ない利上げ見通しという個人的な見通しよりもタカ派な印象でした。

為替市場はドル買いで反応したものの株式市場がイベント経過の安心感からなのか、主要株価指数大幅高となったことで、引けにかけてはリスクオンの円安という動きになりました。

前回のFF先物推移確認から2週間が経過しましたが、今回から来年6月のFF先物の取引水準も加えました。

FF先物・定点観測

下から2022年6月限(緑)、2022年9月限(ピンク)、2022年12月限(赤)、2023年12月限(紫)の取引価格から算出したレートとなります。縦線はFOMC開催日です。現時点(期近)との差を示すことで、どの程度の利上げを先物市場の参加者が考えて取引しているかがわかります。

早ければ来年6月にも利上げの動きとなりそうですから6月限を追加しましたが、既にFOMC前日には0.26%台となり、FOMC後は0.245%ですから最初の利上げは2022年6月のFOMCへと前倒しになってきているのが金利トレーダーの見方になってきました。今後の経済状況にもよりますが、FRBも思った以上にインフレに対して懸念している見通しとなってきました。

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