ドル円114円台前半を続伸、日経平均株価の堅調がサポート (11/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は上昇。

ドル円114円台前半を続伸、日経平均株価の堅調がサポート (11/12午前)

ドル円114円台前半を続伸、日経平均株価の堅調がサポート

12日午前の東京市場でドル円は上昇。朝方、114.07レベルで取引の始まったドル円は、日経平均が序盤から上げたこと、時間外の米10年物国債利回りが1.58%台と高めの数字をつけたことからドル買いが強まり、一時114.30の高値をつけた後、東京時間正午現在は114.24レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩ナスダック総合指数が上昇に転じたことで、ハイテク関連銘柄を中心に買い注文が入り、序盤から上昇。334円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米為替・債券市場がベテランズデーの祝日で休場、薄いマーケットの中、114円を挟んで上下10-20銭程度のレンジ内でのもみ合いに終始し、114.06レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩からの上昇で21日移動平均線を上放れ、ドル買い地合いとなっており、11/1高値114.44が射程に入りつつあります。
一方で114円台後半は、過去数年に亘っての強力なレジスタンスとなっており、今年10/20にも114.70までで失速、反落しています。大局的には米金利が先行して上昇するドル買い局面であり、115円突破は十分あり得ると思われますが、114円台後半は相当程度、上値が重くなることも予想され、その攻防が注視されます。

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