ドル円112円台後半で小動き (11/10午前)

10日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。

ドル円112円台後半で小動き (11/10午前)

ドル円112円台後半で小動き

10日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。朝方、112.87で取引が始まったドル円は、新規材料難から動意に欠け、112.81-96の狭いレンジ内での取引に終始しました。東京時間正午現在は112.85レベルで取引されています。
日経平均株価は、前日海外市場で米株の上昇が一服したことを受け売り先行で取引が始まりました。途中一部好決算銘柄への買いからプラス圏に浮上する場面もありましたが、持ちこたえられず、82円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された米生産者物価指数の数値が予想を上回ったことから、一時113.11の高値をつける場面もありました。しかしながら113円台では戻り売り意欲強く、米長期金利の低下もあって反落。112円台後半でもみ合った後、112.85-90レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は21日線を下放れ、4日連続での陰線引け。本日112.95レベルの基準線に絡む動きです。
ドル円は今週に入ってドル買い材料への反応が目について悪くなってきています。先週のFOMC、雇用統計にかけて造成されたドル買いポジションの整理が進んでおらず、調整が長引いている印象です。今晩は米10月CPIの発表がありますが、結果が悪かったり、よくても昨晩のPPI後のような反応となったりした場合には、ドル円一段安のリスクを考えておく必要がありそうです。

ドル円112円台後半で小動き

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