ドル円、113円台半ばでのもみ合い (10/29午前)

29日午前の東京市場でドル円は113円台半ばでのもみ合い。

ドル円、113円台半ばでのもみ合い (10/29午前)

ドル円、113円台半ばでのもみ合い

29日午前の東京市場でドル円は113円台半ばでのもみ合い。朝方、113.58で取引が始まったドル円は、10時前後に小幅に上下し高値113.71、安値113.40をつけましたが結局どちらにも振れず、東京時間正午現在は113.60レベルで取引されています。
日経平均株価は、アップルやアマゾンが時間外に発表した業績見通しが期待外れの内容で、米株先物が軟調推移したことから、朝方売りが先行し下げ幅は一時300円を超えました。その後は買い戻しも入り27円安まで下げ幅を縮小して午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米3QGDPが市場予想を大きく下回る結果となったことで、ドル円は米国時間にかけ113.25まで下げ幅を広げました。その後は米長期金利が上昇に転じたことでやや買い戻され、113.60レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、ややレンジを切り下げたものの21日線と転換線に挟まれての横ばい推移が継続しています。
昨日日銀の黒田総裁は、政策決定会合後の記者会見で、「今の円安は総合的にプラス」と発言、また、「他国中央銀行の金融緩和縮小策は日銀の金融政策に影響しない」とも述べ、構図としては日米金利差のさらなる拡大と現在の円安に意図的な対応をしない姿勢を明確にしています。
会見後の市場の反応は限られましたが、現在の市場参加者の見通しを裏書きした形となっており、中期的にはもう一段、円安進行余地が拡大したものと考えられます。

昨晩は米GDPが予想外に悪く、ドル売りとなりましたが、今晩発表の米インフレ指標やシカゴ購買部協会、ミシガン大等の景況指数が改善した場合には、ドル円も再度上値を試す可能性があるものと思われます。

ドル円、113円台半ばでのもみ合い

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