7月FOMC議事要旨で乱高下
FRBが公表した7月FOMC議事要旨で、
1. 一部のメンバーが、早期の利上げが必要とし
経済状況は近く、緩和政策の解除に向けてさらに歩みを進める
とし
2. 利上げ前には、まだまだ指標を見極める必要があるとし
米経済見通しと雇用市場について前向きであるとしたのは、
全員一致であった事
が明らかになりました。
足元の低金利状態が金融安定を損ないかねないと懸念から2名のメンバーが7月の利上げを支持したことが明らかになり、一時ドル買いが加速、ドル円はまず0.73まで上昇。
一方で、数人のメンバーはインフレ見通しの不透明性を指摘、物価上昇が一段と強まるまで待つべきと主張、メンバーは今後のデータを待つことで合意したと伝わると、100.04へ反落後、100.30レベルで推移と、乱高下でした。
米短期金利先物相場では、この議事要旨の公表を受け、利上げ観測が後退。
CMEのフェドウォッチによると、市場が織り込む利上げの予想確率は
9月は、公表前の24%から12%に
12月は、直前の58%から47%に
2017年6月は、72%から63%に、それぞれ低下しました。
オーダー/ポジション状況
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