ドル円:8月17日のファンダメンタル分析
ダドリーNY連銀総裁、9月の米利上げはあり得るとの見解
東京市場が始まって早々に、これまでのもみあい下限となっていた100.80レベルを下回ると、参加者が少なくマーケットも薄い中、ストップオーダーをきっかけに一気に100円台前半へと水準を下げる動きとなりました。その後もじり安の流れを続け、NY市場の朝方には弱いCPIをきっかけに99.54レベルの安値を付けましたが、NY連銀総裁が9月利上げの可能性を示唆したことから反発、100円台半ばまで戻した後に若干押してのクローズとなりました。
ドル円:8月17日のテクニカル分析
ドル円は、東京市場がお盆休みで参加者が少ない中、ストップオーダー以外は目立ったオーダーも少なかった様子で、いきなり大きく下げる荒っぽいスタートを切りました。NY市場では100円の大台割れを見ることとなりましたが、これまで99円台は反発してきた動きを今回も繰り返すかどうか、昨夜のNY連銀総裁の発言後のFOMC議事録内容も気になるところです。仮にNY連銀総裁のような利上げに積極的と取れる文言が含まれていると、ドル買い方向に動きやすくなりますが、多数派がハト派的ということになると、またドル売りを考える向きも出てきそうです。本日は議事録発表までは動きにくそうですが、荒っぽい動きが続いているため注意は必要です。99.90レベルをサポートに、100.70レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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