日本の4-6月GDPが焦点(週報2016年8月第三週)

盆休み入りで

日本の4-6月GDPが焦点(週報2016年8月第三週)

ドル円:8月8日からの先週

5日米7月雇用統計が予想を大幅に上回るポジティブサプライズで、年内の米利上げ観測が強まりドル買い地合い強いまま週が引けました。

8日は、前週末の引けの101.80からギャップアップの101.92で始まり、直後102.26まで上昇、101.91へ下落、その後はじりじりと上昇を続け、NY時間に8日高値の102.65まで上伸、その後はやや下押しして102.44で引けました。
日経平均株価が400円近い上昇、先週発表の米7月雇用統計に続きこの日の米経済指標が良く、年内の米利上げを織り込むドル買い優先です。

9日は、前日引けの102.44で始まり、東京時間にはやや上戻して9日の高値102.53を付けそのまま横ばい推移の後、欧州時間に入り、じりじりと下降を続け、NY時間に9日安値の101.78を付け、そのまま横ばいの後、101.87で引けました。

10日は、前日引けの101.87で始まり、直後にやや上戻して10日高値の101.95を付けました。 その後一気に101.12まで下押し、101.56へ上戻して、再度10日安値の100.96まで下押しした後、101.40へ上戻して、101.28で引けました。

11日は、前日引けの101.28で始まり、東京時間にはやや下押しして11日の安値101.02を付けた後、終日じりじりと上昇を続け、NY 時間に11日高値の102.05を付けた後、やや下押しして101.94で引けました。

12日は、前日引けの101.95で始まり、東京時間にはじりじりと上昇を続け、12日高値の102.26を付けた後、NY時間に入り、米経済指標が悪く、12日安値の100.82まで一気に急落。その後じりじりと上昇、101.32まで上戻して、101.21で引けました。

ドル円:8月15日からの今週

ポイント:26日のイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演に注目。


CME通貨先物ポジション状況:8月9日時点
     (8月9日)   (8月2日)   (7月26日)
円       48831    41700    34958 
ユーロ   ▲98399  ▲104103  ▲112600
ポンド   ▲90082  ▲82515   ▲80572

シカゴIMM:投機・投資家筋のポジションで8月9日付けのネットの円の買い持ち高は前週から更に増加。
直近ネット円い持ち最高水準は、2008年3月25日 +65,920、2004年2月6日 +64499、過去最高ネット円売り持ち高は、2007年6月26日 -188,077

シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数、11.55(-0.13)日中高値は12.00、過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39

中長期的なトレンドはドル安方向との見方に変わりはありません
先週は100.00を支持として下値底固く推移しました。
今週は26日のジャクソンホールを材料として待ちでしょう。。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
8月 8日の 101.86 〜 102.65
8月 9日の 101.78 〜 102.53
8月10日の 100.96 〜 101.95
8月11日の 101.02 〜 102.05
8月12日の 100.82 〜 102.26

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 105.44で 横ばい
先行スパン1が 103.92で 横ばい
基準線が    103.75で 下降
遅行スパン  101.92で 下降
転換線が    101.76で 上昇
実勢値     101.21 12日引け

実勢値は、先行スパン1と2に加え、基準線と転換線も下抜け、上値は重いので
下値目途の100.00が心理的な節目として強く意識されます。

予想レンジは、99.00~102.50 と見ます。

オーダー/ポジション状況

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