ドル円、公表仲値決定にかけ上昇、その後もじり高推移(8/5午前)

5日午前の東京市場でドル円は堅調推移。

ドル円、公表仲値決定にかけ上昇、その後もじり高推移(8/5午前)

ドル円、公表仲値決定にかけ上昇、その後もじり高推移

5日午前の東京市場でドル円は堅調推移。朝方109.48レベルで取引が始まったドル円は、5、10日のドル買い需要とみられる動きに10時前の公表仲値決定にかけて上昇、109.69の高値をつけました。その後大きな動きとはなっていませんが、じりじりと値を上げ、一時上値を109.72まで伸ばした後、東京時間正午現在は109.67レベルで取引されています。
日経平均株価は、前日のNYダウの下落を受け安く始まりましたが、ハイテク関連株等に買いが入ってプラス圏に切り返し、94円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場で、ドル円は欧州時間には109円台前半で取引されていましたが、注目された米経済指標のうち、ADP雇用統計が予想を大きく下回る雇用者数となり、ドル円は108.72まで下落。しかし、その後発表されたISM非製造業景気指数は逆に事前予想を上回り、97年統計開始以来の最高値を記録、中でも雇用指数が上向いたことが好感され、ドル円は109.67まで急伸する荒い値動きとなりました。

テクニカルにはドル円は昨日の上昇で一目均衡表の「雲」下限、90日線、転換線等の集中する109.55-65の抵抗帯まで値を戻してきています。この水準を明確にクリアした場合には、ドル売り地合いは薄れ、109.89レベルを下降中の21日移動平均線を目指す動きとなりそうです。

FRBの今後の方針をめぐり、予想以上に経済指標、とりわけ雇用項目に対する為替の感応度が上がっている中、昨日はクラリダFRB副議長やダラス連銀のカプラン総裁が、相次いで緩和縮小に前向きな発言もしています。本日も米国時間に週間新規失業保険申請件数の発表がありますが、早期テーパリングの可否を占ううえで、週末の雇用統計はこれまで以上に波乱含みとなりそうです。

ドル円、公表仲値決定にかけ上昇、その後もじり高推移

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