休暇シーズンの荒い動きに警戒(週報16年8月第二週)

日本株を始め

休暇シーズンの荒い動きに警戒(週報16年8月第二週)

ドル円:8月1日からの先週

1日は、前週末の引けの102.08からややギャップアップの102.14で始まり、東京時間にはじりじりと上昇を続け、1日高値の102.69を付け、その後はじりじりと下降を続け、NY時間に1日の安値の102.11を付け、その後はやや上戻して、102.38で引けました。

2日は、前日引けの102.38で始まり、東京時間にはじりじりと上昇を続け、2日の高値の102.83まで上戻しました。その後は終日じりじりと下降を続け、NY時間に、2日の安値の100.66まで下押しして、その後はやや上戻して100.89で引けました。

3日は、前日引けの100.87で始まり、東京時間に101.34まで上げた後、3日の安値の100.74まで下押しして、その後は終日じりじりと上昇を続け、3日高値の101.56まで上押しした後、やや下押しして101.24で引けました。

4日は、前日引けの101.23で始まり、東京時間に4日安値の100.85まで下押しして、一転じりじりと上昇を続け、4日の高値101.67まで上戻したものの、再度101.00まで下押ししました。その後はやや上戻して101.20で引けました。

5日は、前日引けの101.20で始まり、東京時間にじりじりと上昇を続け、101.36まで上伸、その後5日の安値の100.86まで下押しした後、7月米雇用統計をまちました。内容を好感してドル買いが先行して5日高値の102.06まで上伸、その後はやや下押しして101.80で引けました。

ドル円:8月8日からの今週

CME通貨先物ポジション状況

ポイント:日本株を含めた世界の株価動向。


CME通貨先物ポジション状況:8月2日時点
     (8月2日)   (7月26日)   (7月19日)
円       41700    34958    39353
ユーロ   ▲104103  ▲112600  ▲99891
ポンド   ▲82515   ▲80572   ▲74386  

シカゴIMM:投機・投資家筋のポジションで8月2日付けのネットの円の買い持ち高は前週から増加。
直近ネット円い持ち最高水準は、2008年3月25日 +65,920、2004年2月6日 +64499、
過去最高ネット円売り持ち高は、2007年6月26日 -188,077

シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数、
11.39(-1.03)日中安値は10.88、過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39

28.1兆円の経済対策、1.3%の経済押し上げ効果も

中長期的なトレンドはドル安方向との見方には変わりはありませんが
足元の方向性がハッキリしません
先週は100.00を支持として下値底固く推移しました。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
8月 1日の 102.11 〜 102.69
8月 2日の 100.66 〜 102.83
8月 3日の 100.74 〜 101.56
8月 4日の 100.85 〜 101.67
8月 5日の 100.86 〜 102.06

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 105.45で 横ばい
先行スパン1が 104.08で 横ばい
基準線が    103.75で 横ばい
転換線が    101.70で 横ばい
遅行スパン  101.86で 横ばい
実勢値     101.22 5日引け

実勢値は、先行スパン1と2に加え、基準線と転換線も下抜け、明らかに上値は重いです
一方で下値目途の100.00は支持ポイントとして機能している要で
100.00に対して底固く推移しています。
この後は、この100.00を試しに下押ししてゆくのか
一旦底打ちをして上昇へ転じるのか
見極めをする時間です。

予想レンジは、100.80~102.80 と見ます。

オーダー/ポジション状況

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