ユーロ・ドル:8月1日からの先週
8日は、前週末の引けの1.1086で始まり、直後やや下押しして8日安値の1.1071を付けた後、終日じりじりと上昇を続け、8日の高値の1.1105を付け、やや下押しして1.1088で引けました。
9日は、前日引けの1.1087で始まり、直後やや下押しして9日安値の1.1070を付けた後、この日は、終日じりじりと上昇を続け、9日の高値1.1122を付けそのまま1.1116で引けました。
10日は、前日引けの1.1115で始まり、9日と同じ展開で、開始直後やや下押しして10日安値の1.1112を付けた後、この日も、終日じりじりと上昇を続け、10日の高値1.1190を付けそのまま1.1175で引けました。
11日は、前日引けの1.1116で始まり、直後やや上戻して11日高値の1.1191を付けて、一転ユーロ売りに1.1136まで下押し、そして1.1182まで上戻して、また再度ユーロ売りに11日安値の1.1135まで下押しして、1.1136で引けました。
12日は、前日引けの1.1137で始まり、直後やや下押しして12日安値の1.1130を付けて、一転ユーロ買いになりNY時間に12日高値の1.1221を付けたものの、再度一転ユーロ売りに1.1157まで下押しして、1.1164で引けました。
ユーロ・ドル:8月8日からの今週
ユーロの売り持ち高は前週からやや減少
ポイント:ユーロ自身の材料難の中、米FRBの利上げ動向、市場の織り込み具合に注目です、
26日のイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演に注目です。
CME通貨先物ポジション状況:8月2日時点
(8月2日) (7月26日) (7月19日)
円 41700 34958 39353
ユーロ ▲104103 ▲112600 ▲99891
ポンド ▲82515 ▲80572 ▲74386
シカゴIMM:投機・投資家筋のポジションで8月2日付けのネットのユーロの売り持ち高は前週からやや減少。
過去最高の買い持ち高は、2007年5月15日 +119,538、
過去最高の売り持ち高は、2010年2月9日 -57,152
シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数、
11.39(-1.03)日中安値は10.88、過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39
今週は様子見の週、ユーロは下値の堅い展開
ユーロは主体性に欠けた推移継続で
やはり今週もドルの動向次第と見ます。
先週は狭いレンジの中を方向を模索、
8月 8日の 1.1071 〜 1.1105
8月 9日の 1.1070 〜 1.1122
8月10日の 1.1112 〜 1.1190
8月11日の 1.1135 〜 1.1191
8月12日の 1.1130 〜 1.1221
予想レンジは、1.1000~1.1200
テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 1.1263 で横ばい
遅行スパン 1,1174 で横ばい
先行スパン1が 1.1170 で横ばい
実勢値 1.1161 12日引け
転換線が 1.1140 で横ばい
基準線が 1.1093 で横ばい
と
実勢値は、先行スパン1と2の下、基準線と転換線の上に位置しています。
足元の実勢値の位置では方向性はハッキリしません。
他の線も皆横ばい推移なので、この面からも方向性はハッキリしません。
大きくは、5月3日の1.1616からの下げのトレンドの中
下方向への流れの可能性が依然高いとの想定は変わりませんが
足元、26日のジャクソンホールを控え米利上げ観測が後退しつつあるので
ドル下値をどこまで、いつまで模索してゆくのか見極める週でしょう。
予想レンジは、1.1080~1.1230 と見ます。
オーダー/ポジション状況
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