雇用統計良好でドル円一時102円回復(2016年8月6日)

注目の雇用統計は非農業部門の雇用者数の増加が前月比25.5万人と市場予想を大幅に上回り、

雇用統計良好でドル円一時102円回復(2016年8月6日)

米国雇用統計の好調でドル円一時102円を回復

雇用統計は引き続き雇用の堅調さを示す、前月も上方修正

注目の雇用統計は非農業部門の雇用者数の増加が前月比25.5万人と市場予想を大幅に上回りました。
発表前101円近辺で取引されていたドル円は上昇、乱高下しながらも徐々に上値を広げ、一時102円台をつけた後、101円台後半での取引。他の通貨に対してもほぼドル全面高となりました。
欧米株価もほぼ上昇、日経平均先物も16,400円台を回復しています。

週明けの本邦株価も大幅上昇?

今回の雇用統計では、好調だった前月の数値も28.7万人増から、29.2万人増に更に上方修正されている他、賃金の上昇も加速しています。失業率は前月比変わらずの4.9%でした。
この雇用統計の結果だけで9月にも利上げがあるとするのは無理があると思いますが、少なくとも年内利上げの可能性は検討しうる内容と言えるでしょう。「ジブリの呪い」は方向が逆でした。

週明けの東京市場でも夏休みに入る時期の取引の薄い相場で株を中心に大きな値動きとなりそうです。

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