ゴールデンウィークの円相場 4月29日アップデート

ゴールデンウィークは円高に動きやすいというアノマリーを聞くことがあります

ゴールデンウィークの円相場 4月29日アップデート

ゴールデンウィークの円相場

ゴールデンウィークは円高に動きやすいというアノマリーを聞くことがありますが、これはここ数年は円高に動いたという影響と、米国株の相場格言にSell in May(セル・イン・メイ、5月に売れ)といったものから連想されるリスクオフのイメージによるものが大きいかと思います。

実需的には一昨年までの通常の年であればGWに向けて海外旅行や実需のまとまったドル買いの動きがGW前に出やすく、それに乗せて買ったポジションが利食われるという面もあるかもしれません。実際のところはどうなのかを調べてみました。

機械的に処理したため、週末の関係などでわずかな誤差はありますが、GWが始まってから終わるまでの値動きを1994年から2020年までの27年間で計算させました。結果はというと、極端な差は出ませんでした。

ゴールデンウィークの円相場

27年間でドル上昇(円安)=UPが13年、ドル下落(円高)=DOWNが24年、長めの期間で観察するとほぼ同数だということがわかりました。またその変動幅も大小さまざまで、これといった特徴も見られませんでした。

面白い結果でも出ればと思いましたが、不発に終わりました。ただ、アノマリー的なものは無かったということで、売買どちらのポジションを持っていても影響は無く、長期休暇に対するリスク管理を行っていれば心配はないかと思います。

オーダー/ポジション状況

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