ドル円 米長期金利低下で109円割れ (4/14午前)

14日午前の東京市場でドル円は続落。

ドル円 米長期金利低下で109円割れ (4/14午前)

ドル円 米長期金利低下で109円割れ

14日午前の東京市場でドル円は続落。朝方109.06と最近の安値圏で取引が始まったドル円は、時間外の米10年債利回りが一段と下げて1.60%台をつけた動きに109円割れを示現。一時108.75まで下げて、東京時間正午現在は108.84レベルで取引されています。
日経平均は101円安で午前の取引を終了。NYダウの下落、大阪のコロナ感染拡大、2月本邦コア機械受注の想定外の悪化(事前予想前年比+1.5%に対し-7.1%、前月1.5%)、円高進行と悪材料が重なった割には持ちこたえた印象です。

昨晩海外市場では、欧州序盤に10年債利回りで1.70%まで上昇した米長期金利が、米株先物が欧州時間に大きく下げたことで反落、NY終盤までには1.61%台まで低下する動きとなり、ドル円もそれにつれて欧州序盤の109円台後半から109円近くまで下げてアジア時間につなぎました。
昨晩発表された3月の米CPIは前年比+2.6%と、事前予想+2.5%や前月の+1.7%を上回り、これに瞬間的にはドル円も米長期金利も上昇で反応しましたが、10分ほどでどちらも下落トレンドに戻り、流れを変えることはありませんでした。

テクニカルにはドル円は昨晩の下落で、基準線、21日移動平均線を下放れ、ドル売り地合いが強まっています。本日終値までに21日線(109.50近辺)を回復できるかまずは注目です。下方向は3/23安値108.41が当面のターゲット。下抜けると年初の安値102.59からの3/31の110.97までの上昇の38.2%戻し107.77あたりを目指す展開が想定されます。

ドル円 米長期金利低下で109円割れ

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