ユーロドル横ばい後に急落、時間外の米10年債利回りは1.77%台に上昇 (3/30夕)

30日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に続落。

ユーロドル横ばい後に急落、時間外の米10年債利回りは1.77%台に上昇 (3/30夕)

ユーロドル横ばい後に急落、時間外の米10年債利回りは1.77%台に上昇

30日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に続落。東京時間は1.17台後半でももみ合いとなりましたが、時間外の米10年債利回りが1.72%台から徐々に上昇するにつれじり安となりました。さらに夕刻欧州勢参入後、一時同利回りが1.77%と昨年1月のコロナ感染拡大以前の水準をつけると、ドル買いが強まり、ユーロドルは昨年11/6以来となる1.1733まで急落、東京時間18:30現在はやや戻し、1.1742レベルで取引されています。

昨晩海外市場ではアルケゴス・キャピタル・マネジメントの株式関連ポジションの売りが、複数の金融機関の巨額損失の憶測を呼び、米株式は売り先行で始まりましたが、明日詳細が明らかになるバイデン大統領のインフラ関連投資に期待が集まったこと等で持ち直し、NYダウはプラス圏で終了しています。ユーロドルは1.17台後半でもみ合いとなりましたが、米長期金利の上昇と、ECBの追加緩和期待に1.1761まで安値を広げて東京時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルは昨年11月安値1.1603からの上昇の76.4%戻し1.1779をクリアしています。より長期では昨年3月安値1.0638からの上昇の38.2%戻しが1.1695にあり1.17付近が一旦サポートしそうですが、その水準を下抜けると昨年11月安値1.1603そのものが次のターゲットとなります。

序盤の欧州主要株価指数は、アルケゴス・キャピタル・マネジメントの巨額損失疑惑からの影響が限られたことや、米国でのコロナワクチン接種加速を好感し、ほぼ全面高。今晩この後は21:00にドイツ3月CPI速報値、22:00米1月住宅価格、23:00には米3月消費者信頼感指数の発表が予定されています。

ユーロドル横ばい後に急落、時間外の米10年債利回りは1.77%台に上昇

ユーロドル日足

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