3. ドル円105円台後半に反落ほぼ米長期金利に沿った動き (2/18午前)

ドル円105円台後半に反落ほぼ米長期金利に沿った動き (2/18午前)

18日午前の東京市場でドル円は105円台後半での小動き。

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ドル円105円台後半に反落ほぼ米長期金利に沿った動き (2/18午前)

ドル円105円台後半に反落ほぼ米長期金利に沿った動き

18日午前の東京市場でドル円は105円台後半での小動き。朝方105.87レベルで取引が始まったドル円は、時間外の米10年物国債利回りが、1.25%台まで低下したことを受け105.70まで値を下げる場面もありましたが、その後利回りが1.27%に反発するとドル円もそれにつれ105.85近辺まで戻す動きとなっています。
日経平均は、NYダウが追加経済対策への期待や好調な米経済指標等を背景に、連日終値ベースで史上最高値を更新していることを好感して買い先行で始まり、序盤に一時前日比260円超まで上昇しました。しかし、その後は利益確定の売りに圧され、前日比マイナスに沈んだ後、52円の小幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では発表された米小売売上高や、生産者物価指数が予想より強く出て、ドル円はアジア時間の高値とほぼ同水準の106.21まで上昇しましたが、その後は米長期金利の上昇一服による低下で106円台を割り込んで東京時間につなぎました。未明に発表された1月FOMC議事要旨にはテーパリング議論の形跡がなく、当面緩和的金融政策が続くことを確信させる内容となっていたため、株式市場を中心に安堵感が広がっています。

テクニカルにはドル円は1月からの短期上昇トレンドの上限で止まり反落しましたが、上昇基調に大きな変化はなく、本日105.50の200日移動平均線がとりあえずのサポートとなっています。
最近のドル円は米長期金利との相関が強く、ほぼ10年債利回りに沿った形で推移しています。ドル円相場を占ううえでは、本日この後もFOMC議事要旨発表後の米長期金利等低下傾向が持続するかに要注目です。

ドル円105円台後半に反落ほぼ米長期金利に沿った動き

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