ドル円104円台半ばで小幅反発 (2/10午前)

10日午前の東京市場でドル円は小幅な値動き。

ドル円104円台半ばで小幅反発 (2/10午前)

ドル円104円台半ばで小幅反発

10日午前の東京市場でドル円は小幅な値動き。昨晩海外時間に104.50まで円高が進行した流れを受けて朝方104.57レベルで取引が始まったドル円は序盤に104.52まで下落しましたが、前日海外安値を前に切り返し、一時104.72の高値をつけて東京時間正午現在は104.62レベルでの取引です。日経平均午前は前日終値を挟んで一進一退の動きとなり、25円の小幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場ではバイデン政権の追加財政支援策採決強行の見通しからNYダウはザラ場での史上最高値を再び更新しましたが、その後は利益確定の売りも出て、最終的には小幅反落で終了。FRB関係者による金融緩和長期維持を示唆する発言に米長期金利も10年物国債利回りで1.14%割れの水準まで一段と低下しました。これを受けてドル円も104.50の安値をつけましたが、その後は米長期金利がやや戻したこともあり、方向感を失って104円台半ばで東京時間につなぎました。

テクニカルにはドル円は転換線も割り込んで下落を続けていますが昨日90日線と下から上昇してきた21日線が104.28で同値となり、本日スポットがこのままの水準であればゴールデンクロスします。104.50以下は買い意欲も強そうでもあり、午後以降ドル円が104.50を試す展開になるのかあるいはここで反転するのか注目されます。

ドル円104円台半ばで小幅反発

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