ドル円上伸、日経平均上昇でリスク選好回復 (1/19午前)

19日午前の東京市場でドル円は上昇。

ドル円上伸、日経平均上昇でリスク選好回復 (1/19午前)

ドル円上伸、日経平均上昇でリスク選好回復

19日午前の東京市場でドル円は上昇。朝方103.67レベルで取引が始まったドル円は、寄り付きから日経平均が買い先行で始まり、一時前日比400円超上げたことからリスク選好回復に円の売り戻しが優勢となり急伸。一時104.08と3営業日ぶりに104円台を回復した後、東京時間正午現在は104.04の高値圏で取引されています。日経平均はバイデン新大統領の経済対策発表後の調整が一巡したことから買い戻しが優勢となり、361円高で午前の取引を終えています。

市場では今晩行われる次期財務長官候補のイエレン氏の公聴会において、同氏が大規模な経済対策の必要性を訴えバイデン新大統領の大規模経済対策を支援する立場を明らかにするとの見方が事前のテキスト等から広まっており、リスクセンチメントの改善と株価の下げ止まりが見られています。また、同氏がトランプ政権のドル安政策に否定的との見方もドル円をサポートしています。

テクニカルにはドル円は21日線(本日103.58レベル)と一目均衡表の「雲」(下限104.32)に挟まれたエリアでの取引が一週間以上続いています。ただ、下方向は21日線のサポートが堅いこと、基準線が下落を弱め転換線が基準線を上抜ける動きを見せていること、一目均衡表の「雲」が明日以降急激に垂れ下がって来て、ドル円が現水準を維持した場合今週中に「雲」の中に突入することとなること等、ややドル買い地合いが強まりつつあるようにみえます。

本日日本時間24:00から予定されているイエレン氏の上院での公聴会では、支障なく同氏の次期財務長官指名は承認されるものとみられていますが、質疑の内容には引き続き注目が集まります。

ドル円上伸、日経平均上昇でリスク選好回復

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