ドル円 海外での下値探りの後、動きとめる (1/5午前)

5日午前の東京市場でドル円は膠着状態。

ドル円 海外での下値探りの後、動きとめる (1/5午前)

ドル円 海外での下値探りの後、動きとめる

5日午前の東京市場でドル円は膠着状態。米ジョージア州の上院議員選決戦投票を今晩に控え様子見気分が強く、午前中の取引レンジは103.08-19のわずか11銭。東京時間正午現在は103.11レベルで取引されています。
日経平均株価は、米主要株価指数の下落を受けて安く始まりましたが、売り一巡後は銘柄によって買戻しも入り、その後は前日終値を一時回復する等方向感のない値動きとなり、26円安で午前の取引を終了しています。

昨晩はNY市場ではダウ平均株価が取引開始直後に取引時間中の最高値を更新しましたが、その後コロナ感染拡大懸念や、ジョージア州の決選投票前のポジション調整に押され一時700ドル超下げる場面もありました。その後やや戻し結局382ドル安で引けるなど年初から荒い値動きとなりました。ドル円は、ロンドン市場までリスク選好が続いたことによるドル売り圧力と本邦緊急事態宣言検討によるリスク回避の円買いにより、序盤に102.71と昨年3月以来の円高を更新しました。しかしその後は株価下落で為替市場全体がリスク回避のドル買いに傾いたことからドル円もやや戻し103円台前半で東京市場につないでいます。

テクニカルにはドル円は12月前半までの三角持ち合いの底と見られていた103.18を幾度となく下抜け、下値探りの状況。週足レベルでも既に昨年安値101.19に向かってトレンドラインが下降している状況でドル売り地合いが一段と強まっています。
ジョージア州の上院決選投票は共和民主が互角と伝えられており予断を許さない状況ですが、本日ここまでの値幅が小さいだけに今晩どちらかの優勢が判明すればそれなりの動きとなりそうです。

その際に上値目途となるのは103.60近辺にある21日移動平均線、下値目途は101円台前半から102円台半ばまでいくつか引くことのできる下降トレンドの下限、そして3/9安値101.19そのものです。

ドル円 海外での下値探りの後、動きとめる

ドル円日足

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ドル円週足

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