米12月ISM製造業景況指数の予想
(今回発表予想)2021年1月5日12時00分現在予想
本日夜中24時、米国12月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。
11月は予想を下回る数値になり、12月は前月より更に下落しますが、好悪判断の50を上回っており、予想通りの結果なら数値としては悪いものではないと思います。
下図は米国のISMとPMI指数です。先々に関してはあまり良くない動きになっています。過去の両者の比較で、下図の黒い線で仕切ったライン間、ISM(青)>PMI(オレンジ)なら上昇トレンド、逆にPMI>ISMになると、下降トレンドになり易くなっています。今回12月は丁度両指数がクロスします。直ぐにそのまま行くわけではありませんが、傾向が数ヶ月続くとトレンドになり易くなります。コロナ後の経済回復基調で、昨年下半期は株高を演出してきましたが、景気腰折れになるか微妙な時期に差し掛かっているようです。暫くは両者の推移をウォッチしておきたいと思います。
ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)
下図はドル円の週足チャートです。ラインA(=104円35銭)の抵抗線から下したB(=101円35銭)でドル安トレンドラインを継続しています。このまま時間経過でドルが下落して行くと、いよいよ昨年3月安値のD(=101円19銭)と顔を合わせることになります。
さて、目先ですが、11月中旬高値からC(=103円75銭)が下りて来ています。当面はここが上値抵抗線として存在しています。また、下値はここ3週間、下ヒゲが102円70銭〜80銭まで押していますが、実体では103円割れがありません。従い今週のNY終値で切るか否かを確認する必要がありそうです。(金曜日の米失業率がポイントになりそうです)
尚、ラインAを越えて終わると、E(=107円25銭)が抵抗線になります。
(1月5日14:50、1ドル=102円98銭)
オーダー/ポジション状況
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