豪州準備銀行(中銀)政策金利予想
政策金利推移(2018年7月末まで)
予想(8月7日9時00分現在)
現行1.5%→1.5%で据え置き予想 エコノミストのレンジなし(全員1.50%)
今回もエコノミスト全員が1.5%(予想レンジ幅なし)の据え置き予想になっています。予想通りの結果になると、2016年7月(1.75%→1.50%)に利下げ実施以降、25ヶ月連続の現状維持となります。
据え置き理由としては、CPIインフレが中銀目標レンジ(2〜3%)の下限に入ったばかりで、低い実質賃金の伸び・高水準の家計債務を挙げています。(2018年2QCPIは年率2.1%)
また、エコノミストの先々見通しでは2018年11月・12月が平均1.50%(レンジ1.25〜1.75%)となり前回と変わりません。2019年1Qの平均も前回と変わらず1.50%ですが、レンジ幅は1.25%〜2.0%予想から1.00%〜2.0%予想となり、下限方向にレンジ幅が広がりました。
また、以前の調査では、2019年2Qから利上げ開始予想でしたが、今回新たに2019年2Qは平均1.5%予想で、レンジも1.00%〜2.0%となりほぼ利上げ時期先送り見通しになっています。
議事要旨に大きな変化ない限りは、今回の金融政策も相場には材料視されないと思います。
尚、次回金融政策発表は2018年9月4日(火曜日)に予定されています。
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