オーストラリア 6月失業率結果(18/7/19)

6月の豪州失業率は、就業者数が予想を大きく上回りました。

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オーストラリア 6月失業率結果(18/7/19)

オーストラリア 6月失業率結果

オーストラリア 6月失業率結果

6月の豪州失業率は、就業者数が予想を大きく上回りました。失業率は予想通りの5.4%で、全体では好結果となりました。

さて就業者数からみていくと、6月の就業者数は前月より50,900人増で、予想(16,500人)を大きく上回りました。更に5月は前回の+1.20万人⇒+1.35万人に上方修正されていますので、この分を加味すると今回は+5.24万人となり、エコノミスト予想レンジ上限を大きく越えています。また、フルタイムの就業者が+41,200人増なので、総賃金や消費には好影響となります。

オーストラリア 6月失業率結果 2枚目の画像

また失業者の分析は6月の失業者は僅かながら減少しました。人口増の中で失業者減は雇用拡大を示しています。内訳はフルタイム希望が5,100人減増(5月は11,200人減)となりました。2ヶ月連続のフルタイム希望減でしたが、今回プラスに転じました。
また、労働参加率は0.2%改善し、65.7%となりました。
月間全労働時間は1,070万時間増加(5月は2,420万時間減)し、17億5070万時間(5月は17億4000万時間)となりました。消費には好数値となります。

オーストラリア 6月失業率結果 3枚目の画像

人口に対する雇用者の割合(出所:豪州統計局)

総人口に対する雇用者の割合はリーマンショック後の底値水準(赤い線)から改善傾向を続けています。ここ数ヶ月下方傾向になっていましたが、今回は若干ながらも上昇(灰色の季節調整済数値)しています。

豪ドル/米ドルは指標発表前に0.7400〜05米ドル付近で推移していましたが、発表後に0.7441米ドルまで跳ねています。丁度豪ドル安トレンドライン(0.7280〜0.7550米ドル)内にある0.7440〜50米ドルの抵抗線に止められています。
ここを越えればトレンドライン上限までの上値余地が広がりますが、このラインには何度が止められているので、この数値のみでこなせるか見ものです。一方、ここで止まると、再度0.7390〜0.74、0.7350〜60米ドルのサポート狙いになります。豪ドル安トレンドが継続していますので、売り場探しですが、今年1月からの豪ドル安トレンド期間が半年以上続いているので、エネルギーがかなり消耗している感じです。(1豪ドル=0.7428米ドル、7月19日11時11分現在)

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