米9月鉱工業生産指数の予想(20/10/16)

本日は小売売上高に続き、9月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。

米9月鉱工業生産指数の予想(20/10/16)

米9月鉱工業生産指数の予想

本日は小売売上高に続き、9月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。

米9月鉱工業生産指数の予想

(今回予想2020年10月16日9時現在)

前回8月の鉱工業生産指数(IP)は予想以下になりました。それでも7月以降は100を越えており、右肩上がりになっています。今回も+0.5%予想ですので、改善傾向が続きます。
下図は先行指標であるNY連銀製造業景況指数(NY)と一致指数であるIPを合わせたチャートです。NYが先行していますので、IPも暫く改善が続くと思われます。但し、昨日発表されたNYが予想を下回る数値となり、3ヶ月移動平均線(オレンジ)も若干とはいえ、下降しています。来月以降の数値が重要になりますが、もしNYが今後下がるような結果となれば、IPも次第に頭打ちになりそうです。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数(青の矢印が今日の発表値予想)

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数(青の矢印が今日の発表値予想)

昨日のNY連銀製造業景況時に記載した、各抵抗線やサポートの水準はほとんど変わっていません。昨日の相場は結局105円00銭のサポートを守り小反発して引けました。まだ105円00銭〜106円10銭レンジは守られています。
下図はドル円の日足チャートですが、フィボナッチ数値の38と62を移動平均線として加えたものです。昨日現在の62日線は105円76銭(青)、38日線は105円65銭(赤)で、トレンドはドル安です。赤の抵抗線に触ると、青までのトライになっています。両線が7月にデッドクロスしてからの戻り高は62日線に絡むところで天井を打っています。その天井を結んだのが、昨日と同じラインA(緑)の抵抗線で、106円10銭付近にあります。
今日の小売売上高から始まる幾つかの経済指標に反応するのか注目しています。サポートは105円00銭、103円95銭になります。途中の104円50銭にも軽いサポートがあります。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数(青の矢印が今日の発表値予想) 2枚目の画像

(2020年10月16日13:30、1ドル=105円23銭)

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