引き続き戻り売り優勢(2016年6月28日)

ブレグジットが

引き続き戻り売り優勢(2016年6月28日)

ユーロドル:6月28日のファンダメンタル分析

欧州に対する懐疑的見方が強まる

ユーロドルは、落ち着きを取り戻しては来たもののポンドが弱い地合いを継続していることもあり、戻り売りが有効な流れにあります。英国同様に欧州にも不安要因が多いため、今後のポンドの動き次第では遠ざかっていたユーロのパリティ(1ユーロ=1ドル)といった水準を視野に入れる向きも出てきました。

ユーロドル:6月28日のテクニカル分析

底割れからの一段安を警戒

本日も基本は戻り売り、1.1050レベルをレジスタンスに、1.0950レベルをサポートとする流れでしょう。

ユーロ円も同様ですが、ドル円の横向きのもみあいとユーロドルの上値の重たいもみあいとの間といった感じです。東京市場では堅調だった株式市場が、NY市場では続落する動きとなったこともあり、本日の東京市場でも再び上値の重たい展開が予想されます。そうなると、ユーロ円をはじめクロス円全般が上値の重たい値動きとなりやすく、ユーロ円は戻り売りを考えることとなるでしょう。本日は、112.50レベルをレジスタンスに、111.20レベルをサポートとします。

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